福井県福井市の おぐら鍼灸整骨院院長の
小倉宏貴です。
今回は交通事故治療をする場合に
病院(整形外科)と整骨院の違いは??
という内容で書いていきたいと思います。
交通事故などによって
俗に言うむち打ち症となってしまった場合に
その治療を受ける治療院としては、
どのようなところが思い付きますか?
まず一般的に皆さんが考えるのは、医師のいる病院だと思います。
病院は病院でも専門の科は何科だと思いますか?
実は何科に行った方が良いかというのは、一概には言えません。
例えば重症の場合は、
救急車で救命外来へ連れて行かれるかもしれません。
頭を強く打っていれば、
脳神経外科へ行かなければいけないかもしれません。
ですが、一般的な交通事故のけがやむち打ち症の場合は、
整形外科が専門になります。
病院や整形外科は、
西洋医学的な方法論に基づいており、
システムがきちんと決まっていて、
その中で治療を行っています。
先ず最初に様々な検査によって医師が診断して病名をつけます。
その後で理学療法士などが医師の指示のもと
リハビリを行うという完全分業体制になっています。
一方整骨院はどうでしょう。
こうした治療院では、柔道整復師が問診・視診・触診を
入念に行って患者の異常部位をみて、
そのまま手技療法などで症状に対処します。
整骨院では、柔道整復師が診察者と施術者の2役を担っているため、
素早い対応が可能となります。
もっと簡単に病院と整骨院の違いを言うと、
病院では診断をする医師は患者に触れずに
画像上の検査結果で判断し、
理学療法士はその判断に従い、
患者に触れるという流れ
しかも、同じ指示でも日によって
理学療法士が変わるということもあります。
一方整骨院の場合は、1人の先生があなたの症状を聞き、
それに合わせた治療をしてくれるということが挙げられます。
あなたが受けたい理想の治療スタイルはどのようなものですか?